非赤劇場 『恋の呪縛』編 その3(終)

前回のお話はコチラ


友理奈と付き合う事になった○○は日曜日に遊園地でデートをする事に…

川*^∇^)||<わ〜ぃ、遊園地だぁ〜♪
(チャ´ Д `)<嬉しそうやね、友理奈ちゃん
川*^∇^)||<「友理奈」って呼んで下さいよ〜♪私も○○って呼びますから♪
(チャ´ Д `)<えっと・・・んじゃ・・・友理奈
川*^∇^)||<はぁ〜ぃ♪
(チャ´ Д `)<(友理奈はやっぱかわええなぁ。俺も早く桃子より好きになってあげんとな…)

川*^∇^)||<○○、今度はアレに乗りましょうよ〜♪
(チャ´ Д `)<(桃子はジェットコースター好きやったよな…)
川*^∇^)||<早く早く〜♪
友理奈が○○の腕をつかんで行こうとする
(チャ´ Д `)<あ、はいはい、乗ろ乗ろ

ジェットコースターを乗り終わって…

川*^∇^)||<あ〜怖かった!○○はどうだった?
(チャ´ Д `)<あ…うん。おもろかったよ。
川*^∇^)||<ちょっと疲れたし、あそこでアイス買って食べましょ?
(チャ´ Д `)<んじゃ俺買ってくるからここで待ってて。
川*^∇^)||<それじゃお願いしま〜す♪

○○が一人でアイス屋の方へ向かう

(チャ´ Д `)<(桃子はイチゴのアイスが好きなんよな。よく俺もイチゴのアイス買わされたなぁ…)
(0―0ヽ) <へい、らっしゃい!
(チャ´ Д `)<(何でこの人逆向いてんねん?)イチゴ2つ下さい。
(0―0ヽ) <あいよ!イチゴふたちょう!
(チャ´ Д `)<どうも。(って何で俺は桃子の好物を買ってもーたんやろう…)

○○が友理奈の元に戻っていく
川*^∇^)||<おかえり〜
(チャ´ Д `)<はい、どうぞ。
○○はイチゴのアイスを友理奈に渡す
川*^∇^)||<わ〜イチゴだ〜♪私がイチゴ好きって知ってたんだ?
(チャ´ Д `)<あ…うん、桃子に聞いた事があってん。
川*^∇^)||<あ、そっか。桃子もイチゴ好きだもんね。
(チャ´ Д `)<(友理奈もイチゴが好きでよかった・・・)

しばらく二人でアイスを食べていたら…

川*^∇^)||<ねぇ?今日○○が何考えてたか当ててあげよっか?
(チャ´ Д `)<(えっ…)…別にやらしい事なんか考えてないよ!
川*^∇^)||<え〜、○○ったらそんな事考えてたの。
(チャ;´ Д `)<いや…そういうわけじゃないんだけどね。
川*^∇^)||<あははは
笑ってしばらくして友理奈は・・・
川*^∇^)||<・・・・・・桃子の事考えてたでしょ?
(チャ´ Д `)<えっ!?
川*^∇^)||<私、本当は全然イチゴ好きじゃないんだ。イチゴが好きなのは桃子だけ。
(チャ´ Д `)<え・・・
○○は状況を把握できないでいる…
川*^∇^)||<実は私、あの時二人の話聞いてたんだ。
(チャ´ Д `)<・・・あの時って・・・あの忘れ物を取りに来た時?
川*^∇^)||<うん。忘れ物取りに行ったら教室に2人がいてさ。盗み聞きしちゃった。
(チャ´ Д `)<・・・
川*^∇^)||<そしたらね。桃子が○○に告白しようとしてたから思わず邪魔しちゃった…
(チャ´ Д `)<桃子が告白?
川*^∇^)||<やっぱり気づいてなかったんだね。このままじゃ桃子に○○を取られると思って、あの告白した日に○○の通学路でずっと待ってたんだ。
(チャ´ Д `)<あの時も…
川*^∇^)||<そう、私の方が○○の事を好きだって伝えたかったから。
(チャ´ Д `)<・・・
川*^∇^)||<○○が桃子の事好きだってのも知ってたけど、そんなんじゃ私の気持ちは止められかったの。
(チャ´ Д `)<・・・
川*^∇^)||<でも、こんなデートの最中に他の女の子の事を考えてる付き合い方も知らない人と恋人なんてこっちから願い下げよ。
(チャ´ Д `)<友理奈・・・
友理奈の瞳が潤んでいる
川*^∇^)||<もう○○には興味なくなったから私の事はほっといてくれる?桃子の所でもどこでも好きな所に行ったら?さよなら。

友理奈は○○に背を向けて走っていった。
頬が涙で濡れている事を悟られないために…

(チャ´ Д `)<(友理奈・・・ごめんな。俺と桃子のために・・・)
(チャ´ Д `)<(友理奈のためにも明日学校で桃子にもう一度告白しよう)

そんなことを考えながら○○は家へと向かった…

がらがら

(チャ´ Д `)<ただいまー
从o゜ー゜从<おかえり。早かったわね。
(チャ´ Д `)<ぁ、予定がちょっと変わっちゃってん。
从o゜ー゜从<予定が変わったと言えば、伝えとかなきゃいけない事があるのよ。
(チャ´ Д `)<んぁ?何?
从o゜ー゜从<ごにょごにょごにょごにょごにょ
(チャ´ Д `)<はぁ!?んなアホな!!


次の日、学校にて
きーんこーんかーんこーん

( ・∀・)<はーい、席につけー。アヒャヒャ
ル ’‐’リ<(今日は珍しく和田先生が来るのが早いわね。何かあるのかな?)
( ・∀・)<今日は悲しいお知らせがある。アヒャヒャ
ル ’‐’リ<(悲しいお知らせ?何だろう?)
( ・∀・)<○○が今日を最後に転校する事になりました。アヒャヒャ
ル ’‐’リ<えっ!
桃子は思わず立ち上がってしまった
( ・∀・)<何だ嗣永?急に立ち上がって。早く座れ。アヒャヒャ
ル ’‐’リ<は・・・はい
ル ’‐’リ<(○○が転校?何それ?全然聞いてない・・・)
( ・∀・)<○○、最後の挨拶をしなさい
(チャ´ Д `)<えーっと、俺自身も昨日この事を聞いたんでまだあんまり実感がないんやけど、まぁ・・・今までありがとうございました。
( ・∀・)<よーし、んじゃ○○も席につけ。授業始めるぞ。アヒャヒャ

授業が終わって…

ル ’‐’リ<ねぇ、さっきのあれって本当なの?
(チャ´ Д `)<あぁ…マジらしい。
ル ’‐’リ<らしいって何で断定しないの?
(チャ´ Д `)<俺も昨日聞いたから実感ないんやって。
ル ’‐’リ<んじゃ本当なんだ・・・

無言の時が続く…

ル ’‐’リ<友理とはどうするの?
(チャ´ Д `)<遠距離でやってくよ。(桃子には本当の事言わん方がええやろな…。俺よりもっといい人見つけて欲しいし…)
ル ’‐’リ<(そうなんだ…最後に気持ち伝えられるかもって思ったけど…)ちゃんと仲良くやっていきなさいよ!
(チャ´ Д `)<それが告白された相手に対する言葉ですか。はいそうですか。
ル ’‐’リ<あんなかわいい子と付き合えるようになったんだから感謝して欲しいぐらいよ!
(チャ´ Д `)<そりゃどうもあ・り・が・と・ご・ざ・ん・し・た!
ル ’‐’リ<それでよろしい。・・・・・・・・・・・・ふふふ
(チャ´ Д `)<・・・ははは

二人ともしばらく大笑いする

ル ’‐’リ<やっぱ私たちはこうじゃなくっちゃね!
(チャ´ Д `)<そうやな。
ル ’‐’リ<転校しても頑張りなさいよ!
(チャ´ Д `)<俺を誰やと思ってんねん
ル ’‐’リ<私に惚れてた○○さん
(チャ´ Д `)<何じゃそりゃw ははは
ル ’‐’リ<ふふふ



その後、○○は友理奈に桃子には自分達が付き合い続けているように話してくれと頼み、友理奈はそれを承諾する。

三人の想い。それは叶う事なく、夢のまま終わっていった・・・


finale



はい、こんな感じで終わらせてみました。
ハッピーエンドになりたいの?そんなの知りません。そんなの普通過ぎるじゃないですか(オイ
横アリの時にやたらとこの話でいじられた気がするんですけど、どうですかね?ゆりーなヲタさん
皆平等な結末を迎えたとは思ってるんですけど、何か不満があればコメントにてどうぞ。

茉麻は最初から完全にネタキャラにするつもりだったんで気にしないで下さいw


次回作ですが、全く予定はありませんw
何かリクエストがあればそれに沿って作ってみようかなとか思ってますけど。
何もなければ多分また同じ様な気が向いた時に作るかもしれませんし、作らないかもしれません。
とりあえず今回はこれで終幕ということで。

読んでいただいた方はありがとうございましたm(__)m