非赤劇場 『恋の呪縛』編 その1

それはある日の昼休みの事だった・・・


(チャ´ Д `)<今日の放課後さぁ、ちょっと教室に残っててくれへん?
ル ’‐’リ<別にいいけど、どうしたの?
(チャ´ Д `)<いや・・・ちょっとね。まぁその時に話すわ。
ル ’‐’リ<分かった。それじゃ放課後ね。


きーんこーんかーんこーん
掃除も終わり、教室には桃子が一人待っている・・・


ル ’‐’リ<まだかなぁ・・・


がらがら
扉を開けて誰かが入ってきた


(チャ´ Д `)<ごめん、待たせちゃって。
ル ’‐’リ<ううん、大丈夫。それより話って何?
(チャ´ Д `)<うん、えっとな・・・
ル ’‐’リ<なぁに?


桃子が○○の顔をのぞき込む


(チャ´ Д `)<いや…ね、もうすぐ中3になるやん?
ル ’‐’リ<うん。
(チャ´ Д `)<桃子と出会ってもう2年経っちゃうんやなぁと思って。
ル ’‐’リ<どうしたの急に?
(チャ´ Д `)<・・・俺、桃子の事ずっと好きやってん!
ル ’‐’リ<えっ・・・


桃子は驚きを隠せない
沈黙がしばらく続く・・・


ル ’‐’リ<…急にそんな事言われても。
(チャ´ Д `)<今すぐ返事くれんでもええねん。考えるだけでもしてくれへんかな?
ル ’‐’リ<…1週間待ってくれる?それまでに気持ちを整理してみるから。
(チャ´ Д `)<わかった、待ってるわ。


桃子は教室を出ていく


・・・


家に帰る途中にある公園のベンチに桃子は座っている


川*^∇^)||<もも〜、なにしてんの〜


桃子の親友の友理奈がやってきた


ル ’‐’リ<うん、ちょっと考え事をしてて…さ。
川*^∇^)||<そうなんだ〜、私たち親友なんだから何でも相談してよね。
ル ’‐’リ<うん、大したことじゃないからさ。
川*^∇^)||<それならよかった♪それよりもあの事、伝えてくれた?
ル ’‐’リ<あ…えーと…ごめん。まだなんだ。
川*^∇^)||<そっか、なるべく早くにお願いね。バレンタインももうすぐだし、ちょっと気合いいれちゃおうっかなぁ〜っと♪
ル ’‐’リ<(・・・とてもじゃないけど言えない。友理の好きな○○に告白されたなんて…)


・・・1週間後


(チャ´ Д `)<・・・こないだの返事、今日の放課後で大丈夫?
ル ’‐’リ<・・・うん。
(チャ´ Д `)<んじゃ放課後にまたね。


きーんこーんかーんこーん
1週間前と同じで教室には桃子一人・・・


がらがら
○○が教室に入ってきた


(チャ´ Д `)<・・・よっ。
ル ’‐’リ<・・・(桃子は視線を移しただけで黙っている)
(チャ´ Д `)<そのぉ・・・返事の方は考えてくれた?
ル ’‐’リ<・・・うん。
(チャ´ Д `)<・・・
ル ’‐’リ<・・・えっとね。実は私も○○の事が・・・


がらがら


(チャ´ Д `)<!?
ル ’‐’リ<!?


川*^∇^)||<忘れ物しちゃった〜。あれないと明日提出の宿題が出来ないんだよね〜
川*^∇^)||<って、何してんの桃?あっそっか、やっと伝えてくれてるのね。せっかくだし、直接私から伝えちゃおうっかな〜♪
ル; ’‐’リ<だ…大丈夫だから。私がちゃんと伝えとくから、友理は校門のとこで待っといてくれる?
川*^∇^)||<それもそだね。私も直接聞いちゃうの恥ずかしいし、んじゃお願いね〜


忘れ物を取って、友理奈が教室から出ていく


(チャ´ Д `)<あの子って確か友理奈ちゃん…やんな?何か俺に伝える事あんの?
ル ’‐’リ<あ・・いや、えっとね。友理がね、○○の事好きなんだって。
(チャ´ Д `)<えっ・・・
ル ’‐’リ<私が○○と友達って知ってたから伝えるように頼まれてたんだ。今日の返事はそれを言おうと思ってたの。そういう事だから。じゃあね。


足早に桃子が教室を出ていこうとする


(チャ´ Д `)<・・・って待てよ!桃子の気持ちはどうやねんよ?


桃子は返事をしないまま教室を出ていった…



to be continued...?





以上、英語の勉強をしながら考えてた妄想でした(核爆
また気が向いたら続きでも書きますw
主人公は敢えて名前付けてませんので気にしないで下さいw